このルアーの改良前(Ver.1)は浮かずに沈むとか、リップを取り外しするとすぐ爪が折れるなど、タイニークラッシュにそっくりだけど細かい問題点がYoutubeで公開されていました。
決して安くはないんですが、有名な釣りTuberがVer.1に比べてVer.2は本物に近い仕上がりになっていると言っていたので試しに購入してみました。
ジョイクラ(チャイニークラッシュ)とは?
ヤフオクやメルカリで販売されているDRTのタイニークラッシュに激似のジョイントルアーです。
販売元はタイニークラッシュとは言わずにジョイクラという名称で販売しています。
「ガンクラフトのジョインテッドクロー」+「DRTのタイニークラッシュ」でジョイクラらしいです。
SNSでは、中国生産のコピールアーという表現で「チャイニー(中国)クラッシュ」と呼ばれていたりします。
付属品
ノーマルテール ✕3
ノーマルリップ ✕1
ショートリップ ✕1
ワイドリップ ✕1
が付属していました。
DRTから発売されてるVテールは本物と同じようにつけることができました。
ジョイクラに付属しているリップ類は、タイニークラッシュにつけてみると少し咬みが甘く、抜けやすいので使用しない方がいいと思います。
DRTのタイニークラッシュ(本物)との違い
見た目
パッと見た感じで違いを感じるところは、タイニークラッシュのカラーバリエーションにはないカラーが大半であることと、上部に「KLASH6.6 DRT」の文字があるかどうかぐらいです。
遠目で誰かが投げているのを見たぐらいでは判断できないレベルで似ています。
実際に使用してみると、止めた時に何故かジョイント部分が折れたまま(くの字)真っ直ぐにならないな~と思い、
よくよく見るとジョイント部分の隙間がちょっと広い。
おそらくこの隙間の広さが一つの原因かと。
いつも同じ方向に折れたままなので何かがバランスを崩していると思われます。
普通に巻いてる分には使用感の違いを感じられませんが、止めた時に真っ直ぐになってくれないのはちょっとアカンような気がします。
重さ比較
フック付きで本体の重さを比較してみました。
タイニークラッシュは約54g
ジョイクラは約55g
次はテールのみの重さを比較
タイニークラッシュは約2g
ジョイクラは約3g
リップ(ノーマル)の重さを比較
タイニークラッシュは約1g
ジョイクラは約1g
最後に、リップとテールをつけた状態で重さを計測
タイニークラッシュは約58g
ジョイクラは約59g
1g以下の計測をしていなかったので全部の重さを足すと数字が合わないですが、ほぼほぼ同じぐらいの重さかと思います。
ジョイクラにタイニークラッシュのテールをつければ同じ重さになりそう。
ジョイクラVer.2とver.1の違い
ジョイクラVer.2はVer.1がよろしくなかった点が改善されています。
ジョイクラ | Ver.1 | Ver.2 |
---|---|---|
タイプ | スローシンキング (フックサイズを一つ小さくすればフローティング化) | スローフローティング |
リップの耐久性 | 数回、下手すると一回の脱着で爪が破損することが多い | 10回以上の脱着でも破損はなし |
テールの脱着 | 一回つけるとかなり外しにくい | 本物と同じぐらい取り外しは簡単 |
価格 | 約5,000円前後 | 約5,000円前後 |
Ver.1はフックサイズを一つ小さくしないと沈んでいきましたが、Ver.2は初期のフックでもスローフローティング化されていました。
テールも少し硬いですが、前作に比べてつけ外しは苦にならない硬さです。
その他はほぼ同じかな?
Aliexpress(アリエクスプレス)でも買える!
以前は、メルカリやヤフオクなどのフリマサイトのみで販売されていましたが今ではアリエクでも買えちゃいます。
しかも、1500円ぐらいで販売されていて送料無料です。
上↑の商品はリップの取り外しは可能でしたが、
中にはリップが固くて外せないのか、そもそも外せない仕様なのかわかりませんが、外せなかったのものもありました。
下↓の商品はリップが外せませんでした。
サイズ違いや、シンキングモデルも!?
タイニークラッシュよりも小さいサイズ135mmが販売されていたり、シンキングモデルがあったりします。
Hiフロートモデルはありませんが、本家にないサイズ違いやシンキングモデルみたいなものまで考えて作っているのはある意味すごいですね。
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