ネストのバスの釣り方【春バス釣り】

ネストのバスを狙うという行為は賛否両論で意見がわかれるところですが、ネスト撃ちはをすることでバスにどのような影響が出るかを理解してもらえればと思います。

なお、当記事はネスト撃ちを推奨も否定もするつもりではありません。

ブラックバス

ネスト(産卵場)とは?

メスバスがスポーンニング(産卵)をした場所をネスト(産卵場)といい、オスバスがその場所を守っています。

岸際の浅瀬にネストを作ることが多く、近づいても逃げない岸際近くのバスはネストを守っているバスである可能性が高いです。

スポーニング時期(産卵)

野池などは3月後半頃から5月上旬ぐらいまでバスがスポーニング(産卵)を始めます。

琵琶湖の北湖は南湖に比べて時期が1ヶ月以上ズレることがあり、6月上旬頃までスポーニングをしていることもあります。

メモ

ブルーギルが浅瀬でグルグルまわっているのを見かけたらバスのスポーニングが終わって、ブルーギルのスポーニングが始まっている可能性が高い。

ネストのバスの釣り方(ネスト撃ち)

ネストのバスを狙うには、まずネストの位置を見つけないといけません。

ネストを守っているバスはネストから少し離れたところにいてることが多く、ネストに近づく外敵を見つけると手当り次第攻撃し、追い払おうとします。

観察しているとわかりますが、卵を狙って近づいてくる魚(ブルーギルが大半)がいると猛ダッシュで突っ込み追い払うのでその場所がネストになっている可能性が高いです。

ハードルアーでの狙い方

卵を狙う魚に見せるためにビックベイトやミノー、サスペンドシャッドなどを使用します。
ルアーのサイズはあまり関係なく、サイズが大きい方がバスに気づかれやすいのでおすすめです。

ネストから離れた場所にキャストをし、ネスト付近まで寄せてきた時にバスが反応するルアーを見つけましょう。

何回か通して反応しないルアーは即チェンジです。

反応のあるルアーを何回か通しているとバスが威嚇で追いかけてきます。

突っ込んでくるけどルアーに当たるまではしてこない場合は、ネスト付近に沈めて放置してしてみましょう。

すると、ネストから追い出そうとするバスが威嚇バイトしてきます。

おすすめルアー

サイズ的に食いつきやすくどんなタックルでも投げやすいので使いやすい。
板オモリを2gぐらい貼ってスローシンキングで使用します。

大きすぎず、小さすぎず丁度いいサイズのサスペンドミノーです。

デカバス用

激しく動かしてネストに近づけると思いっきりバスが反応するので楽しいビッグベイト。
バスのサーチにも便利です。
ダウズスイマーの使い方はこちら

ソフトルアー(ワーム)での狙い方

ネストさえ見つけてしまえばワームの釣り方は簡単です。
簡単すぎて面白くないかも?

反応の良いワームはエビっぽい「足がいっぱいついてる」ものです。

ネストを守るバスは下を見ていることが多いので、ノーシンカーまたは軽めのシンカーを使いゆっくりネスト付近に沈めて放置でOK。

口を使ってきたらタイミングよくフッキングしましょう!

ネストを狙うとどうなるのか?

まず、ネストを狙う(ネスト撃ち)をすることでどうなるかというと、

ネストを荒らすことでバスが戻ってこなくなる
→卵を守るバスがいなくなる
→バスの卵が外敵に食べられ個体数が減る

可能性があります。

「それアカンやん!?」
と思う方もおられるとは思いますが、毎年ネスト撃ちをしている釣り人はいててもそのせいでバスがいなくなった事例は聞いたことがないのでバスの生態にそこまで影響は無いのかなぁとも思っています。

でも、新しいバスが増えにくいことにはなるので、一度釣られたことのあるスレたバスばかりになり、そのフィールドでは釣りが難しくなってしまうこともありえるので良くはないですね。

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