今年の夏は雨が多くての池の水が全然減りませんでしたが、毎年恒例の秋の水抜きが開始されあっちこっちの野池で減水してますね。
減水したら釣れにくい?釣れやすい?
ネットでは両論存在しますが、コツを掴むと簡単にイレグイ状態にできるで参考にしてみてください。
減水した池は釣りやすい!
バス(魚)が密集する
水のあった体積が減ることで、バスが今まで動けていた範囲が狭くなります。
深いところが浅くなり、広く動いていたところが狭くなり単純に水のある範囲だけにバスが集まってくるので狭い野池などは何を投げても釣れるタイミングが出てくるので楽しいですよ。
目の前の深さ30cmぐらいのところにスピーナーベイトを落としただけで釣れる『落パク』パターンもありました。
広い野池や川の場合、減水してもバスがいてる場所が絞りきれない中途半端な減水の場合、カバーなどバスがついていそうなポイントは干上がってしまいますが、探っていくと一匹釣れた場所に魚が集まってる可能性が高いので同じパターンで数釣りができるようになります。
足場が出来る
水がある時は攻めこない場所にも水が引くことで足場ができ未知のエリアも攻めることができるようになります。
特にアングラー(釣り人)が多い野池なんかは、今まで人が入ってこなかった場所に集まっているのでその場所にさえいけば入れ食い間違いなしです。
足場ができていても乾燥しきっていないと足首以上の高さまで足がハマってしまいます。
安いので良いので長靴を履いていくことをおすすめします。
なぜか人気のある日本野鳥の会の長靴です。
普通の長靴と違いシルエットがおしゃれで、ヒザ下までの長さがあるので人気なんでしょうね。
水の濁りが味方する!
減水している野池の水はほとんどの場合、濁っていて水質が良くないです。
バスはきれいな水質のところを好みますが、減水している池にインレット(流れ込み)の場所なんかないのであっちこっちに散っています。
散っている=どこにでもいてるわけではないですが、それに近いぐらい回遊しているパターンが多いので手当り次第に広範囲探れるアピール力のあるルアーを投げれば釣ることができます。
濁っているということはバスを騙しやすい環境なのでハードルアーで釣ることができ、今までハードルアーで釣ったことがない人は初ヒットのチャンスですよ!
そもそも秋の野池はなぜ減水するのか?
秋に減水する池の近辺に、畑や田んぼがあることが多いと思いませんか?
夏までは近辺の畑や田んぼに池の水を流すための池の水をためています。
しかし、秋の収穫時期になると水が必要ないため水を減らして、池の乾燥と破損箇所やゴミなどの掃除をするようです。
※ここでいう野池は農業用の水を溜めている池(溜め池)も含めています。
減水した池でおすすめルアー
減水した池でおすすめのルアーを紹介!
スピナーベイト
着水してすぐ巻く、着水してからちょっと沈めて巻くなど水深のコントールがしやすく、根がかりも回避しやすい形状のルアーです。
水が濁っていればまずはスピナーベイトと言われるほどのアピール力もあります。
OSP/ハイピッチャー 3/8oz
2014年に発売されたずっと安定して釣れる定番のスピナーベイトです。
ワイヤーも丈夫で、今までにバスに食いつかれも曲がったことはありませんでした。
根がかりで無理やり引き抜いた時は流石にまがりましたけど。。。
曲がったぐらいならちょっと手でグイって戻して、そのまま使っててもバスは釣れるので大丈夫です!
どこの釣具屋さんにも置いていて約1,000円ぐらいで購入できます。
発売されてから数年経っていますが、釣具中古店やメルカリでは今でも定価の7割程度の価格で販売されてるほど人気が衰えていないスピナーベイトです。
シャロークランク
クランクベイトは根がかりしにくいルアーと言われていますが、野池は色んなものが沈んでいるので余裕で引っ掛かります。
でも、アピール力が必要なコンディションの水の場合は深く潜らないシャロークランクを使いましょう。
メガバス/グリフォン SR-X
全長:43mm、最深1.3mで潜るメガバスのクランクベイトです。
小さいのにキビキビ動いてアピール力抜群!ただ巻きしてるだけ釣れてしまいます。
巻いていると潜る、止めるとゆっくり浮き上がってきます。
根がかりを避けるために怪しいところは巻くのをやめてゆっくり巻けばOKです。
この浮いてくる時にバクッっとバスが食いついてくることも多いので気を抜かないように!
同じサイズでSR-XとMR-Xがあり、MR-Xは1.5~2.5m潜ってしまうので間違わないようにしてください。
減水した池では使わないほうがいいルアー
減水した池は深さがなく木の枝やゴミに引っかかるので根がかりしやすいルアーは避けましょう。
バイブレーション
重い沈むバイブレーションは絶対に避けたほうが良いです。
僕も好きなバイブレーションでつい投げたくなりますが、特によく飛んでよく釣れるTNトリゴンなんかは投げちゃだめです!
どうしてもバイブレーションを使いたい場合は、フックをダブルフックに交換するか軽めのバイブレーションを着水と同時に巻くと根がかりしにくくなります。
ジグヘッド、ラバージグ、マスバリ(ワッキー)
ワームを使う場合はオフセットフックを使いましょう。
ジグヘッドなんか使うと一投目から根がかる場合も多く、ラバージグやワッキーリグに使用するマスバリについているガードなんか、木が沈んでいるような根がかりしやすい場所では実際にそんなに効果はありません。
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